カップラーメンやコンビニ食に限らず加工食品全般は、手軽なうえに味もしっかりしていて美味しいので、つい常食しがちです。
ふと商品パッケージに記載された食品表示を見ると、手作りにはない、聞いたこともない名称がずらりと並び、驚きと共に、一瞬引いてしまうこともあります。
明らかに体には良くないだろうなと重々承知でも、忙しい現代人は、加工食品のお世話ならずしての食生活は成り立たない、というのが現実ですが、今と将来の健康のためにも、安心できる食品を選べるようになりたいですね。
食品添加物は、肉体や精神に大きな負荷がかかる
添加物の入った食べ物は、見た目もきれいで美味しいんですよね。
パンならフワッフワで、日数がたってもカビずに固くならないし、おにぎりなら、あれ不思議、冷蔵庫に入れても柔らかいままで味もいい。サンドイッチのレタスは、いつまでも鮮やかなグリーンでシャッキシャキで、食事の支度が面倒な時や味の濃いものを食べたい時など、レトルト食品やインスタント食品、コンビニのお弁当類は時々お世話になるのですが、美味しいからといって、頻繁に食べていると、体に負担がかかります。
普段のランチは、お弁当持参ですが、毎日となると結構大変で、週に一度は楽するために出来合いのものにしようとプラスチック容器に入った、うどん、ラーメン、そば、おにぎり、サンドイッチ、から揚げなど食べていました。
食べたその時は良いのですが、手作り弁当持参の日とは明らかに違うのです。
3時間もすると体が重く、消化しきれずいつまでも体に残っているような不快感を覚えるのでした。
特に繊細で敏感なタイプの方は、添加物の影響が肌でよくわかると思います。
手作りの食事にはない加工食品を口にした時だけに起こる実体験を通して、体が明らかに反応しているのがわかり、相当体に負荷がかかっているのだろうと想像がつきます。
私は専門家ではないので、医学的な見地からみた科学的な根拠など説明することはできませんが、加工食品を食べた後の体調変化から、やはり継続的に添加物を取り続けていけば何年もかけて徐々に肉体面や精神面に重大な影響を与える原因の一つになるでしょう。
食品添加物に関する情報は、インターネット検索をすると関連書籍が山のように出てきますので、信頼できそうなもの何冊か図書館で借りるなどして目を通しています。
そこには、菓子パン、ソーセージ、総菜弁当といった定番商品の他にも、ほんの一例ですが、おかわり自由の価格の安いコーヒーには豆の抽出時にも添加物が使われていると言います。
まさかこの食品に?と疑ってしまうほどありとあらゆるものに使用されていて、実態を知ると恐ろしくなりますが、現時点で添加物と全く無縁の生活を送るのは難しいというのが本音です。
現状をすぐに変えられなくても、まずは食品添加物の事実や肉体や精神にどんな影響を与えるのかを知ることが改善の一歩に繋がります。
加工食品には添加物が入っている、と知ったうえで取捨選択をする
現代において加工食品を口にする以上、食品添加物を100%避ける生活は恐らくできないでしょう。
だから仕方のないことと、このまま取り続けていけば将来的な健康維持は難しいです。
私たちに出来ることは、包装されている加工食品はパッケージ裏に食品表示ラベルが記載さているので、原材料名の見方や食品添加物の実態を記した書籍を読むなどして知識を持ち、可能な範囲で取捨選択していくことです。
例えば食品表示ラベルの原材料名に関しては、使用されている原料の多い順に記載されていますので、聞いたこともないカタカナ文字や明らかに自然の食べ物ではない名称が数多く書いてあれば、明らかに添加物含有量の多い食品だとわかります。
加工食品を、簡単、便利で色鮮やかで、いつまでも長持ちする安くて美味しいものといった認識しかなければ食べ続ける行動に何の疑問も持たないでしょう。
添加物に関する知識をもち、その裏側のどうしていつまでも長持ちし色鮮やかなのか、どうして安くて簡単で便利なのかを知れば、肉体や精神に与える影響と引き換えにしてまで積極的に選ぼうとは思わなくなるはずです。
現在の健康、将来の肉体、精神の健康のために毎食口にする食べ物は、正しい知識を身に着け、食品添加物のたっぷり入った加工食品は出来る限り、選ばない、買わない、そんな強い意思を持つことが大切になります。