恋愛をしている女性の中には、不倫関係や二股恋愛といった、いつも二番手になる悩みを抱えている人は少なくないように思います。
本当は自分一人だけを見てくれる男性とお付き合いしたいのに、関係を断ち切れずに苦しんでいる場合もあれば、あえて二番手になることで安心するといった女性も中にはいるでしょう。
いずれにしても自分では「なぜ、いつも二番手になる恋愛ばかりしてしまうのか」理由がわからないまま、ズルズルと関係を続けてしまい、決まったパターンから抜け出せず、気が付いたら結婚したいのに出来ない、といった別の悩みにすり替わり、悩みのループから抜け出せなくなることがあります。
二番手に甘んじるのは、自信のなさと恐れから
一人の女性と誠実に向き合い、大切にしてくれる男性から愛されることは、この上なく幸せなはずなのに・・・
一筋に愛されることに対して、なんだか居心地が悪いと思ってしまう。
気が付くと、彼にはいつも別の女性がいて、そういう男性を無意識に選んでしまう。
こういった気持ちや、繰り返される行動の裏側に、自信のなさや恐れが関係していることがあります。
自分に自信が持てないがゆえに、彼は自分だけを想ってくれるはずがない、仮に想ってくれたとしても、心から信じられない、といった気持ちや過去の経験から、交際したのちに彼が別の女性を好きになって、こんな自分は捨てられてしまうかもしれない、といった不安があり、そんな思いをするくらいなら、初めから二番手でいれば彼が去ってしまっても、どうせ二番目だったから、とショックが最小限で済むし、わかってたこと、と思えば自分が傷つくことがない。
こういった気持ちが心の中にあれば、無意識にでも自らを守ろうとして二番手に甘んじてしまうことがあるのです。
例えば過去の恋愛が痛手となって、トラウマになったまま自分の中に根付いてしまっている場合や、男性に裏切られた経験から、自分に自信が持てなくなってしまい、また同じようなことをされるのでは?といった恐れが根底にあるかもしれません。
他には身近な人達の関係を見て、自分にも同じことが起こるのではないか、といった不安が引き金になっていることもあり得ます。
このように自分では認識できないものなど含めると、原因は様々でしょう。
行動の動機となる、裏側の感情を知ること
なぜ自分は不倫や二股恋愛に関わり、二番手に甘んじてしまうのか?
それは気持ちの裏側にある自信のなさや、不安、恐れの感情が行動を突き動かしているからでしょう。
負の感情が自分の中で大きくなり、傷つかないよう守ろう、といった気持ちが強くなりすぎると、それはやがてエネルギーの詰まりとなり、留まり続けたエネルギーにより、望まない選択パターンを繰り返すといった自らの行動が裏目に出ることもあります。
だからと言っていきなり自信を持って、恐れや不安を払拭する、などということは到底できることではありません。けれどこのまま幸せになるために選んだ恋愛によって、逆に自分を苦しめる結果になるのはとても悲しいことです。
望まない繰り返しのループから抜け出だして、自分にふさわしい恋愛をしていくためにまず初めに出来ることは、自分をその行動へと向かわせる動機となる感情を知ることです。
人の行動を突き動かすものは感情です。
自分の気持ちの裏側にある感情に気づき、受け止めてみるだけで良いのです。
自らの恋愛を冷静に客観視することで、このままでは幸せになれないと気づき「じゃあ、これからどうしたら幸せになれるか」と未来志向ができたら一歩前進です。