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親子関係による被害者意識を手放す

スピリチュアルには広い視点から見た時、双方の学びのため「子どもは親を選んでこの世に生まれてくる」といった考えがあります。

本音を言えば「離れたいと思っても切り離せない、唯一自分では決して選べない関係性」といった方がしっくりくるでしょう。心の深いところでは、学びのために必然だと理解できたとしても、簡単に割り切って受け流すことができないのが親子関係の難しいところですよね。

見えない世界において、魂は親を決めて生まれてきたことが府に落ちず、もやもやした気持ちを抱えていたとしても、現実的には選ぶことが出来ない、コントロール不可であることを考えれば、やっぱり学びのためなのだと受け入れ、向き合わざるを得ないのかもしれません。

親子関係が自身のありかたを形成する

一般的に人が一番はじめに出会う人間関係は、親子関係です。親子は接する時間も長く近すぎるがゆえに、親から子へ与える影響は大きくなりがちで、人の悩みの原因にもなりやすく、誰しもが大なり小なり親子に関する問題を抱えているといったところでしょう。自分では意識せずとも悩みの根源を辿ってみると、陰に親子問題が絡んでいることも少なくありません。

小さい頃から、とても過保護に育てられ、何かにつけてすべて親がお膳立てしてくれた場合、大人になってからも人に依存しがちで、すぐ相手のいいなりになってしまったり、大切な意思決定の場面で決断ができず、周りに判断を委ねてしまうときもあるでしょう。恋愛においてもパートナーに依存しやすく、一人でいることができず不安になる、といった問題を抱えることがあります。

逆に親が子どもに全くの無関心で、愛情をかけてもらった記憶が薄い場合、自分に価値を感じるられず、自尊心を保つのが難しくなったり、他者との深い人間関係を築いて、愛されたいと強く願っているのに、いざそうしようと思っても、親密な関わり方がわからずに困惑してしまったり。

他にも幼少の頃、親から傷つけれた、といった経験をずっと引きずったまま、被害者意識から抜け出せず、自分にいつも厳しい目を向け、自分にはなんの価値もない気がしたり、理由もなく罪悪感を覚えてしまい、幸せから遠ざかることを自らしてしまいます。

まずは、被害者意識から抜け出す

事実として、長年積み重ねてきた親子関係によって、こういった辛い思いをしている場合もあるでしょう。自分が親から受けたことをいつまでも抱え、被害者意識を持ったままでは、自分が苦しいばかりではなく、現実を変えていくのが難しくなってきます。

さらにこうした態度は、特定のチャクラを詰まらせるため、全身のエネルギー循環は悪くなり、ネガティブなエネルギーがいつまでも身体に留まり続けることになります。すると波動は固定されたままになるので、人を変えても何度でも、同じパターンを繰り返していくのです。

自分の人生が上手くいかないのを親との関係性の問題とし、被害者意識を抱え続けることで、自身を守り支えてきた部分もあるかもしれません。親を許すことで、これまでの我慢してきた努力が無駄になるような、虚しさを感じる場面も出てくるでしょうがこれからの長い人生で、ずっと重荷を抱えたままでは本当は辛いはずです。

本心から現実を変えていきたい!今までとは違う人生を歩んでいきたい!と願うなら、自らの意志で「被害者意識」から抜け出し、自身を解放していくことは大切です。そのことに気づいたら、きっと解放するタイミングでもあり、親子問題の学びから一つ卒業していくためのスタートになるでしょう。

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