繊細でエネルギーに敏感なタイプの人は、他人と空間を共有することに、過度のストレスを感じる場合が少なくありません。
人の体の周りには、オーラという微細なエネルギー体があり、人が近くにいれば体が触れていなくても、オーラ同士が交流しますので、何かしらの影響を受けることは避けられません。
色々なことによく気が付く、敏感で繊細なタイプの方は、エネルギーに対しての感受性も強いので、他人のエネルギーが気になり、気が散漫し集中力が続かなくなったり、イライラしてきたりすることもあるかと思います。
近年はコロナウイルスの影響もあり、在宅ワークをされる方も多いので、こういったお悩みは減っているのかもしれませんが、三次元に生きる私たちは、人との交流なしで生活することは難しいですから、いずれにしてもご自分の中で、ある程度の対処法を知っていると良いかもしれませんね。
空間のエネルギーが滞ることによる影響
私は20年以上もデスクワークを経験していますが、会社員というのは一つの部屋に数人が一緒になって、一日の大半を過ごすことが多いです。
同じ部屋にいる人が嫌いとか、人そのものが苦手というわけでは全くないのですが、その時の体調や精神状態によって、とても強くストレスを感じることがあります。
相手から圧をかけられているような、自分に干渉してくるような・・・他人のエネルギーが室内に滞ることに、何とも言えない息苦しさを感じてしまい、早く一人になりたいという一心で、トイレに立ったりするなどして席を外し、切り替えるようにしていました。
閉鎖された空間の中に人がいれば、それだけエネルギーは停滞します。
部屋の中で人の出入りがあったりすると、エネルギーは動きをつけるので、停滞感はさほど気になりませんが、動きがない場合は本当に辛いです。
避けられるものなら、誰かと空間を共有するような仕事を選ばないのが一番なのですが、現実的にそういうわけにもいかないので・・・。
少しでも停滞したエネルギーからの影響によるストレスを軽減するために、工夫できることを自分なりに探していくことが大切だと実感しています。
動きをつけることで、エネルギーの停滞を解消する
人は動かなくても、思考するだけでエネルギーを生み出します。
そこに物理的な動きがないという状態は、人が発したエネルギーは空間を停滞感で一杯にします。
停滞を解消するため、できる限り部屋の喚起をし、空気を循環させ空間に動きをつけるようにします。
換気などが難しいときはトイレに立ったり、部屋を離れるなどして自分自身に動きをつけることで、自身のエネルギーの波動を切り替えるのです。
周りを変えることはほぼ不可能ですので、唯一動ける自分自身に変化をつけることが、一番手っ取り早いと思います。
電車通勤の方などは、そういった対処は難しいと思いますので、ヘッドホンをつけて周りの音をシャットし、音楽等に集中したり、寝てしまうといったように、自分の世界に意識を集中することをされると、少しは気持ちが軽くなりますよ。
敏感な方は、そういった環境をあえて選ばなければ良いと言われればそれまでですが、現実問題として変えられない方が多いので、いくつか対処法を持っているだけでも、だいぶストレスが軽減されます。
エネルギーに敏感で繊細といった性質は、本質的なものでもありますので、変えることは難しいです。
私たちの居る三次元は、二元性といって、陰と陽・裏と表・白と黒といったように、相反する性質がセットになっている世界です。今回は、繊細さのマイナス面にばかり焦点を当てていますが、人が気づかないことに気付き、無意識に危険を回避していた!といったプラス面も併せ持っていますので、そこはセットとして冷静に自分の性質を受け入れるしかないでしょう。
人と空間を共有することに慣れることで、少しは気にならなくなることもありますが、自分の体調や気分などによって、すごく気になる時と感じないときと様々あると思いますので、そういうものだと割り切ったうえで対処していくのが一番ですね。