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変わりたいのに変われない、理由と対策とは

「変わりたいのに、変われない」といったお悩みをお持ちの方が少なくないように感じます。

「現状維持=停滞の始まり」、とも言うように、変わり映えのない毎日は、安心感がある一方で、人は本能的に成長したい願望がありますので、同じような繰り返しが長らく続いていく状態は、必ず飽きや停滞への不安を生み、自然と変わりたい気持ちにさせらせるものです。

人が変われない3つの理由とは

水稀 叶奈

人が容易に変われない3つの理由
①新しいことへの挑戦に慣れていない
②変化に伴う「嫌なこと・面倒なこと・時間のかかること」とといったリスクを取ることに慣れていない
③継続した行動を取り続けられない

人が変わりたい願望を強く持つのに、簡単にいかないのは、無意識だけど私たちの行動の95%を動かすと言われる潜在意識の力が大きく関係しています。

「普段と違うことをする」=「潜在意識が本能的に危険を感じる」=「辞めさせようと抵抗する」=「新しい行動が続かないので定着しない」=「いつものパターンに戻ってしまう」、といったループにはまってしまうことです。変わるためには古いループを壊し、これまでとは違ったパターンを自分の中に作る必要があります。

とはいえ、文字にすると簡単ですが、多くの人は、新しい変化をご自分の中に定着させるのが、想像以上に困難と感じてしまうものですし、実際、簡単ではありませんが、本気で変化を望むなら、「新しい行動」「リスクをとる」「継続する」ことに挑戦する価値は十分にあります。

自分にとっての非常識を習慣にすれば、変われる

例えば、「会社員を辞め、個人事業主になる」といった変化を求めるなら、新しい仕事を始めるといった挑戦や会社員という安定を捨て、起業するという変化に伴う様々なリスクへの受容力、新しい仕事を長く継続し続ける力といったものが必要ですが、通常どれも慣れていないものばかりです。慣れていないものは、どうなるかわからないので怖いし、不安だし、面倒くさいし、抵抗が出てくるものです。

けれども、「変わりたい」という変化を求めるなら、起業して新しい仕事をするといった変化に、少しずつ慣れて、定着させていくしかありません。

そのために慣れていないものを日常の当たり前にするには、何でもいいので、普段やらない新しいことにどんどん挑戦する癖をつける、習慣化する。それはご自分の中で、「これはない」という、非常識だったものを常識になるように、ルーティン化してしまうことです。

例えば、生まれた時からIT系、デジタル系が生活に根付いているZ世代の方と違って、私にとって様々なものがデジタル化されることには、未だ抵抗があります。それに輪をかけて、個人的に苦手意識が強いので、なおさら拒絶感があり、スマホへ変えるのも、人よりだいぶ時間がかかりました。

このブログを書いている現在、人と直接会う対面での仕事が難しいなか、相談業務を生業にするなら、デジタル系を使いこなすことは必須で、苦手意識を変えるには、もう慣れるしかないということで、Amebaブログ、ワードプレス、YouTube、ライン、チャットワーク、Zoomを始め、ありとあらゆる新しいIT系に挑戦してきました。

最初は自分の中に摩擦や抵抗、面倒くさい、わからないから怖い、不安といったネガティブ感情で一杯でしたが不思議なことに、挑戦し続けていると「あれ、意外とできるかも!」「こんなに便利なの?」「やってみたら、楽しくなってきた」「どれも操作自体、変わらないのね…」そんな風に、いつの間にか挑戦が習慣化していき、自分の中で非常識だったデジタル系を取り入れる行動が、常識、当たり前に変化していきました。

普段やっていないことにチャレンジすることを楽しめる自分にならないと、「新しいことができない」=「現状維持が続く」=「変われない」を、永遠と繰り返すことになりますので、今の自分にとっての非常識を、常識にしていく習慣に、少しずつ取り組んでみるのがおすすめです。

そうなるまでは、正直、簡単ではありません。時間も労力もかかります。これまでやってこなかったことに慣れる、常識にする、といった域まで到達するには、当然かもしれません。もし本気で変わりたい気持ちが大前提にあるのなら、その時間も労力もきっと無駄にはならず、「変わりたいのに、変われない」から、卒業できるでしょう。

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