パワースポットというと、日本では伊勢神宮や出雲大社のような有名な神社や、海外でいえばハワイやセドナなどが思い浮かぶのではないでしょうか。そこを訪れることで大きな癒しやエネルギーを得られたり、運気がアップするなどのご利益を求めて旅行に出かける人も多いでしょう。
他にも日本各地にパワースポットと呼ばれる神聖な場所がいくつも存在するので、その気になれば行くこともできますが、やはり旅行などの特別なシーンでないかぎり、現実には自宅から遠かったりと、気軽に出向くにはお金も時間もかかるので、頻繁に行くにはハードルが高いですよね。
パワースポットとは
「パワースポット」という言葉は、いつ頃から言われだしたのか定かではありませんが、昔は「弥盛成地(いやしろち)」とも言われ、その場所にいるだけで元気が出て癒されたり、神聖なエネルギーに満たされパワーが出たり…逆に気枯地(けがれち)は、その場所にいるだけで、気を吸い取られ元気がなくなったり、植物が育ちにくかったりと、気枯れてしまうような場所を指します。
パワースポットは有名な土地や神社・仏閣に限らず、森林や温泉、滝といったマイナスイオンが多く出ている澄んだ場所なども該当します。
近年は、テレワークなど在宅勤務される方も多く、仕事抜きに睡眠時間を含めても、1日を通して一番長く過ごす場所は、圧倒的にご自宅になるのではないでしょうか。そんな長時間過ごす場所がいつも快適で、そこにいるだけで心が癒されて元気がでるのなら嬉しいですよね。
有名なパワースポットを旅するのも良いですが、まずは簡単にいつもの空間をちょっとした工夫で、快適なプチパワースポットにするのがおススメです。
自宅をパワースポットにする4つの方法
どこへも出掛けずに普段生活しているご自宅を、いつもパワースポットにいるような快適空間にしてしまおう!
ということで、4つの簡単な方法をご紹介したいと思います。
とはいってもどれも当たり前のことばかりで、特別なものを揃えたり、たくさんの時間とお金を掛けるわけではありません。普段の行動にプラスアルファするといった簡単なことだけを取り入れます。あまり手の込んだことや、お金のかかることは途中で続かなくなるので、すぐできることから始めましょう。
そしてパワースポットは、アイテムを集めるといったご自分のいる環境に何かを増やしていくというよりも、マイナスにしていく、つまりは浄化していくといった考え方が適しています。不要なものや、淀んだものが近くにある、視界に入る状況はエネルギー的に見ても、私たちの心や体を疲れさせ、やる気を奪ったり、心身の不調の原因にもなりますので、自分を快適にさせる空間を作り出すことを目指していくのが良いです。
1・換気を習慣化し、部屋の空気を常に循環させる
一回の換気は15分もすれば十分。
換気したら窓は閉める(保気)
空気清浄機、サーキュレーターや扇風機など、空気を循環できる装置があれば、なお良いでしょう。
お部屋の空間が滞留すると、エネルギー循環が妨げられ、淀みがちになります。誰も住むことのない空き家が朽ちていく原因の一つは、この空間の滞留です。部屋を汚すこと以外にも、こうして空気を動かさないことによることも空間を汚します。
換気を習慣にして、空間浄化を心がけましょう。
2・掃除をする
掃除機をかけるのはもちろんのこと、床の水ぶきもする。
バケツにぬるま湯を張り
ミントの天然100%エッセンシャルオイル(精油)を2.3滴たらして、タオルで床拭きすれば更に効果抜群。
重たいエネルギーは、下に流れますので、床下に溜まった不要なエネルギーが拭えて、すっきり、さっぱりします。
3・整理整頓する
現時点で使わない不要なものは、目に入る場所に置かない。
すべてのものはエネルギーですので、使わないもののエネルギーが干渉してくると、気が散って集中しずらく、疲れやすくなります。
悪い影響を受けないためにも片付けるなり、処分するなりしましょう。
4・花を飾る、植物を置く
もしくはエッセンシャルオイル(精油)を使って、空間に良い香りを漂わせる。
花や植物、天然の心地よい香りといった自然のものは、人に癒しと元気を与えてくれます。
植物からでるマイナスイオンや精油の心地よい香りが空間に広がることも浄化の一種ですので、ぜひ、活用しましょう。
ご紹介した内容は、どれも特別ではなく当たり前のことですが、4つすべて行えばお家にいながらこれだけで十分、パワースポットとして快適に過ごせるでしょう。
日頃から、ご自宅の空間浄化を心がけ、パワースポットにしてみてくださいね。こうした自分の外側にあるものを整えていく習慣の積み重ねが、内側である自分自身に鏡のように反映し、未来の開運に繋がるでしょう。