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敏感な繊細さんは、他者との間に適度な境界線を引く

エネルギーに敏感な繊細さんは、細かなことによく気付く優しい性格を持つ人が多く、そのつもりがなくても無意識のうちに他者に干渉してしまい、相手との境界線を上手く保ちにくいと感じることが多々あるでしょう。

  

人そのものが苦手でなくても、人との関わりはエネルギー同志の交流でもあるので、疲弊するのを避けるために過剰なコミュニケーションを避ける気持ちが強くなり、なるべくなら関わりたくないとの思いが出てくることもありますが、有益な情報やチャンスといった良いものも他者を通して入ってくることが多いので、上手くバランスをとっていくことが大事になってきます。

他者への過剰な同調は、自身のエネルギーを消耗する

エネルギーに敏感で優しい繊細さんあるあるですが、人の悩みや悲しみを見聞きしているうちに、無意識のうちに相手と同調してしまい、それが自分のことのように感じられ苦しくなったり、あまり深入りしないほうがよさそうだと理性ではわかっていても、中途半端な態度をとってしまい誤解されて、自分の行動や態度に自己嫌悪して考え込んで後悔したり。

そのことを気にしているだけで消耗してしまい、つくづく嫌になることがあります。

他者とのコミュニケーションによる疲弊は決して気のせいではなく、話を聞いてもらった相手は「なんだかすっきりした。話してよかった」と思っていることでしょう。

エネルギーは高い所から低い所へと流れていきます。意識しようがしまいが、エネルギーを持っている人から不足しているところへと流れていく性質があるのです。

話を聞いてもらいたい相手は、悪気がなくとも無意識にそれがわかっているので、波動の低い話をし、エネルギーを放出していきます。また話を聞いている方も、無意識に受け入れエネルギーを奪われていくのです。

こういったことが繰り返されると自身の中にブロックができ、人とのコミュニケーションを避けたくなるものですが、エネルギーを奪う相手だけが100%悪いのではありません。

もちろん繊細な性質ということもありますが、冷静に原因を分析してみると、この世は波長の法則で、自分の中に少しでも相手と同調するものがあれば引き合ってしまうので、自分の中にある弱さがブレとなり、あいまいさをつくりだし、相手引き寄せていることもあるのです。

相手との間に適度な境界線を引くことで、自分を守る

エネルギーの交流は無意識の結果なので、簡単に気づいて修正することは難しい部分もあり、気づいたからといってすぐに解決とはいきませんが、気がつくことで、自分を客観視でき、同じような状況になったときに意識できるので、流されにくくなってきます。

自分が繊細で同調しやすいタイプだから仕方ないと思っているうちは、何も変わりません。同じ状況に遭遇したとき「これ以上は引き受けない」という自分の中で何かしらのルールを決め、強い意志をもって接していくうちに、相手と自分との間に適度な境界線を引くことができるようになってきます。

性格の優しい人は、慣れないうちは他人と境界線を引くなんて申し訳ないような、自分の器が小さいような複雑な気持ちで、居心地の悪さを感じることもあるかもしれませんが、他人に影響を受けやすい自分を守ることにもなるのです。

自分を守ることは自分を大事にすることであります。それは他者を大切にする気持ちにも繋がります。

自分のためにも、相手のためにもなると思えば気持ちが楽になって、境界線を引くことに過剰な抵抗もなくなり、素直な気持ちで人とコミュニケーションが取れるようになるでしょう。

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