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コンフォートゾーンを抜け出す

「コンフォートゾーン」とは、不安やストレスのない、快適な空間のことを指します。

例えば、「行動パターンは、いつも決まっている」、「昨日と今日の区別がつかないくらい、毎日が平凡…きっと明日もそう」、「生活に刺激がないけど、周りは気心の知れた人ばかりで安心」

こんな風に、慣れ親しんだ毎日は居心地がよく、それは生活が安定している証拠で、感謝すべき良き側面もあるけれど、決して現状に満足しているわけでなく、叶えたい夢や目指す姿があり、理想と現実の自分に、近頃ギャップを感じている。

そんな気持ちが強く出てきたなら、そろそろコンフォートゾーンを抜けて、変化が必要なサインかもしれません。

人生の目標や理想を明確にする

「変わりたい」と言ってるけど、実は変わりたくない、このままがいい…と、自分でも意識出来ない心の奥底で、そう願っている場合は、少なくありません。

人は変化を嫌い、現状維持を好む性質があるので、変化に伴う不安やリスクを簡単には受け入れられず、無難な日々を選択してしまいます。

変わった方が、未来の自分のため!と、頭ではわかっていても、現状維持の方が心地よく、安心できると感じてしまうのは、変わるメリットより、変わらないメリットの方が、大きいと感じているからでしょう。

とはいえ、内心は「このままで良い」とは、思っていなくて、変わりたい!と言っても、実際、何もしなければ、現実を変えることはできませんので、未来を変えたいと本気で望み、コンフォートゾーンを抜けるなら、自分の目標や夢、理想を明確にすることです。

人は心の奥底から、強く沸き上がる情熱がなければ、現実的に、コンフォートゾーンから本気で抜け出す原動力には至らないでしょう。

例えば、「今の生活がつまらないから、脱サラしたい…」と、ぼんやり思っているだけでは、変化を伴う行動には至りません。それくらいの気持ちなら、あえてリスクを取らなくても、現状維持している方が、ずっと自分にとっては安全で快適ですから。

私が起業する夢に一歩踏み出せたのは、そんな漠然とした希望から、明確なビジョンに変わったから、コンフォートゾーンを抜け出す決意ができたのかもしれません。

コンフォートゾーンを安全に抜け出す方法

では、明確な目標を立て、変わる決意をし、既存の枠を抜けようと行動に移すときに、気をつけなければいけないポイントがあります。

それは、「焦らず、ゆっくりと時間をかけて、変化していくこと」です。これが、コンフォートゾーンを安全に抜け出す方法です。

「変わりたいなら、コンフォートゾーンを抜け出すことが大事!」とは言え、人は簡単に変われるものではないし、一度に大きな転換をすれば、脳が、不安や恐怖といった危険を感じて、元の自分を維持しようと、すぐに現状に引き戻しにかかるでしょう。

私は過去に、「短期間で、大きな方向転換を一気にする」といった方法で、何度も失敗を繰り返した経験があるので、コンフォートゾーンを抜け出す際には、特に気を付けなければいけないことだと思っています。

ダイエットを例にすると、分かりやすいかもしれません。ダイエットは、3日坊主の典型ですよね。これは、短期間で一気に体重を減らそうとするから、心身が身の危険を感じて、本能的に元の生活習慣と体重に戻そうします。

なので、心身が恐怖と危険を感じないように、目標設定を小さく、小さく分割し、こんなにゆっくりでいいの?と思うくらい、スローペースで取り組むのが成功の秘訣です。

それは、階段を一段ずつ、着実に上るように、「ゆっくりとゆっくりと、時間をかけて変化していく!」これが最大のポイントです。

1か月で5キロの減量ではなく、半年で3キロの設定をし、ひと月で500グラムを目標に、体と心に、少しの負担も感じさせないくらい、スローペースで行うのがポイントで、心身がダイエットしている行動に慣れてきと感じたら、徐々にペースを上げていけば、きっとそのダイエットは上手く行くと思います。

このように、結果を急がずに、長期的思考で、小さな積み重ねを地道に継続することで、安全にコンフォートゾーンを抜けていけば、理想の自分や叶えたい夢に確実に近づけるでしょう。

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