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自分を知る方法とは

他人のことなら、良いことも悪いことも、いくらでも語れるし、手に取るようにわかるのに、はて、自分のこととなると、さっぱり…、といった方が、恐らく大半ではないかと思います。

他人は距離があるため、客観的に分析するのは容易ですが、自分のことは、あまりにも距離が近すぎるので、他人を見るような感覚にはならず、自分のことはわからない、理解できないのは、無理もないでしょう。

自分がわからないと、苦労が絶えない

私に至っては、どうしたら、失敗の少ない人生を歩めるのか、この苦しみから抜けられるのか、何をすれば、人生が上手くいくのか、いつも、いつも、悩みながら生きてきたように思います。

悩んで、悩んで、悩みぬいた末に、私は、自分のことがわからなすぎるから、失敗ばかりするのだと、気づいたのです。

交際するときも、自分から好きになったお相手とは、上手く行かない、かといって、好意を持って、優しくしてくださった方とは、私がお付き合いしたくない…。結婚はしたけど、結局は離婚。

私を知る人は、「どうしてあなたは、いつも合わない人ばかりに、好意を抱くの?」と聞かれるのですが、自分では、好き=合うってことでしょ?と自分の感覚が正しいとばかりに、客観的な目で、正直に助言してくれる意見に、聞く耳を持たずにいました。

仕事も、転職ばかりを繰り返していました。どうしても、都会で働きたくて、必死になって、いざ転職したものの、環境が、全く肌に合わずに、すぐに地元に戻ってくるといった、結果に終わったこともありました。

こうした失敗を、数多く積み重ねた結果、自分をわかっていない人は、人生の大切な選択で、失敗を繰り返し、時間やお金を失い、自信も無くしていくのだと、体験の末、やっと気が付いたのです。

失敗は成功のもと、といいますが、自分を良く知ったうえで、選択した末での失敗なら、調整しながら成功していくことができますが、そもそも自分がわからず、合わないものを選んだことによる失敗を、何度も繰り返すのは、本当に、労力の無駄になってしまうのです。

自分がわかる人は、人生のかじ取りが上手くできる

自分の性格的な長所や短所、これは一生変えられないだろうな、といった本質や体質、向き、不向きなど、詳しく、深く分かっている人ほど、自分を生かす、有利な生き方ができるでしょう。

自分のことがわかれば、どんなことが苦手で、何が得意で、何が向いていて、どういったことをしていけば、自分が幸せになれるのか、生きやすくなるのか、社会のためになるのか、といった人生のかじ取りが、上手くできるため、多くのことがスムーズに運びます。

人生を左右する結婚、仕事といった大切な決断も、自分を知れば知るほど、相性が良い、自分にマッチする選択ができるので、幸せを掴みやすいと思います。

また、自分がわかる人は、自分がわからないが故の、選択ミスで発生する、周り道による時間のロスや、合わないことを選んで苦しむストレスが、最小限に抑えられ、失敗が少ない分、経験を重ねるほどに自信がついてくる、といったメリットもあります。

人生の大半は、選択と行動の連続で、その積み重ねが人生となっていきます。選択だけが全てでは、決してありませんが、人生を左右する、大きな要因のひとつであることは、間違いないでしょう。

そして、絶対に変えられない宿命とは違って、選択にいたっては、自らの意志でコントロールできるため、自分のことがわかっていれば、なおさらベストな決定ができるので、自分にマッチする選択をしていく繰り返しは、幸せを掴むには、大事なことだと、私は思っています。

自分を知るには、人と関わり、人生経験を重ねる

若い頃の私は、自分がわからない、自分迷子のために、失敗の連続でした。

失敗を最小限に抑えて、幸せになるには、まずは、自分を深く知ることが、とても大事だと気づいてから、自分を理解するために、数多くの取り組みをしてきました。

私が、自分に向いていることを見つけ、起業したきっかけにもなったので、真剣に取り組めば、人生を変えるだけの成果はあると思っています。

自分を知るために、私が実践し、有効だと感じた方法や、多くの人を客観的にみて、分析してみた結果を、いくつか挙げてみたいと思います。

・人と関わり、人と比較してみる

自分で思う自分と、人と比較したときに、実際に見える自分は、意外と違うものです。人と比べて、劣等感を抱いたり、落ち込むのは良くないですが、自分を知るための手段としての比較は、とても有効です。例えば、自分では涙もろくないと思っていたのに、一緒に映画を見た友人が平然として、逆に自分は涙を堪えきれなかったとき、自分は意外と涙もろいかも、と認識できるものです。

・人と関わる機会が多い人は、コミュニケーションの際に、人が自然と教えてくれる

例えば、会話の流れで、「髪、綺麗だよね」とか、「一緒にいると、元気がでるよね」といったように、自分の長所について語ってもらいやすくなる

・人前で何かをすると、人が得意なことを教えてくれる

例えば、大きく目立つことでなくても、仕事で資料の分類をしたら、同僚に褒められる機会を得たのをきっかけに、整理整頓が得意な自分に気付く

・他人から、自分について、分析してもらう機会をもつ

友人や家族に、自分のことを聞くのも良いですが、生年月日や名前から、本質や性格、バイオリズム、向き不向きなど、他者から、客観的に分析してもらえる占いなどを利用することで、自分を深く理解できるでしょう。ちなみに私も、他人から視てもらった、個人リーディングセッションで、自分を知るきっかけを得ました。

他にも、何か出来事があったとき、それに反応する、感情の動きを自ら追うことで、自分にとっての好き嫌いや、何に強く反応するのかといった感覚的なことを、理解できるでしょう。

それらに加えて、多くの経験を積み重ねることで、自分に合うこと、合わないことがよくわかるようになります。

まとめると、多くの人と関わる機会が多く、また人生経験を、数多く積み重ねるほど、自分を知る機会を得られやすくなります。自分を知れば、選択による迷いも失敗も、ぐっと減り、自信にも繋がります。

その代わり、これらの取り組みは、時間はかかりますが、長い人生を見れば、かけた労力は、あなたが幸せな人生を歩むために、きっと、無駄にはならないでしょう。

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