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先延ばし癖を改善するには、具体的な期限を決める

「また今度でいいか」「○○が終わってからにしよう」「いつか気が向いたときに」とにかく先延ばしするための言い訳って、いくらでも出てきますよね。いずれやらなければならないのに、面倒なことや緊急性を感じないとどうしても腰が重くなりがちで、一つや二つなら仕方ないにしても、リストができるほど溜まってしまうと、もうやる気が失せてしまうものです。

先延ばし癖を遠回しに注意してくれる猫

先日我が家の猫が、食器棚に登ろうとしたところバランスを崩し、床に落下しました。片足を引きずる猫を病院へ連れて行ったところ、軽い捻挫程度で大事には至りませんでしたが、一歩間違えば大けがでした。

滅多に登ることのないその棚には、もう使っていないお盆の数々が、ホコリをかぶったまま所狭しと重ねられ「いつか処分しよう」と思ったまま、何年も放置されていたのでした。よくよく考えてみると処分を先延ばしにしていたのは、お盆だけではなく、グラついたキャットタワーも「いつか修理しよう」とそのままにしていたのを思い出し、急いで応急処置を施したのです。

きっと先延ばしにしないで早く捨てるなり、修理するなりしなさい!と猫のケガによって、気づかされたのでした。他にも、そろそろ洗濯しなくては、と気づきながらも放置していた敷物などに、シレっと、粗相することがあります。「あ、また先延ばし・・やってしまったな」と、気づかされるのです。猫はこうして遠回しに、先延ばし癖を注意してくれます。

潜在意識を味方につけて、先延ばし癖を改善する

先延ばしは癖のようなもので、性格ではないんですよね。物事に期限をつけない習慣の積み重ねが招いた結果、どんどんやる事が溜まる現象なので「いつやるのか」といった「具体的な期限を決めること」それが、一番の解決策になるでしょう。

「いつか」「また今度」のような抽象的なスケジュールは、潜在意識が曖昧なこととしか認識できずに、行動まで至らないのです。「○月○日まで修理する」とか「春の廃品回収のときに捨てる」など具体的な日程を決めてしまえば、私たちは普段意識できないけど、人の行動の95%以上以上を占める無意識の領域「潜在意識」が味方してくれて、知らないうちに決めた日程に向けて行動するよう働きかけてくれます。

頭の中やお部屋のあちこちに、手つかずのまま放置された物事の山々が、ちょっとしたストレスになっていませんか。この機会に「先延ばし癖」卒業しましょう。私も猫からの貴重な気づきを無駄にしないよう「期限決め」やっていきます。

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