どんな時に、運気が下がったと感じますか。
例えば「良くない出来事が続く」「何をやっても上手くいかない」「物事が停滞したまま動きがない」といった状態が、しばらく長引いてしまう時ではないでしょうか。
そんな時、巷では、有名なパワースポットに行けば開運するとか、運気アップに効果的なグッズを持つと良いなど、間接的に運を良くする方法ばかりに、フォーカスされがちです。
こういった情報は、提供する側として、派手でエンターテイメント性があるので発信しやすく、受け手にとっても刺激的で楽しいですが、実は、運を良くする方法よりも、「運を下げない」取り組みは、もっと大切になってきます。
「停滞」による運気低下に陥らない
運気低下には、大きく分けると2パターンあります。
一つ目は、「良くないことが続く」「何をやっても上手くいかない」こういった運気低下は受動的で、自分ではどうしようもない場合が多いです。
二つ目は「停滞」による運気低下で、こちらは、自ら行動にストップをかけたことで起きているので、意図的に行動すれば、回避や改善が可能です。
まずは、この二つ目の、「停滞」による運気低下に陥らないことが大切です。主に、停滞の原因は、行動による失敗そのものではなく、失敗を恐れて行動しない選択にあります。行動しなければ、動きがなくなるので、あっという間に停滞に繋がるでしょう。
失敗を経験すると行動が怖くなります。さらなる失敗を避け、行動しない選択を繰り返せば、エネルギーが循環せずに、恐れや後悔といった下がったままの波動が固定されてしまいます。
そうなると波長の法則で、低い波長ばかりと引き合い、悪循環を招くことにもなりかねません。
波長が落ち、エネルギーの停滞が長引けば、持ち上げるにも、それ相応の時間と労力が必要です。波動を切り替えるためにも、動きをつけ、停滞させないことは、人生全体の運気を落とさないためには大切です。
「停滞」は、自分の意志と行動で抜け出せる
停滞による運気低下は、自分の行動次第で回避できたり、能動的になる姿勢があれば抜け出せたりと、自らの力でコントロールできるでしょう。
例えば、人生に停滞を感じているとします。何とかしようともがく前に、まずは、事実を受け入れていきます。
自ら行動しないことが原因で、停滞を引き起こしていると気づいたら、一時、立ち止まるのも必要ですが、停止状態を長引かせると、再スタートを切るにも時間と労力がかかります。
それは、電源オフのエアコンと一緒で、スイッチを入れてから、動き出すまでが一番大変で、多くのエネルギーを必要とするのと同じです。
経験上、動かない止まったままの状態は、新しい経験がないので、結局思い出されるのは、過去の失敗した記憶ばかりになってしまい、後悔に後悔を重ねる思考を繰り返す内に、自信も失われ、ますます行動しずらくなるでしょう。
起きたことは未熟であるが故の失敗だったかもしれませんが、俯瞰してみれば、成長するために起きた出来事であり、当時の選択、決断、行動はその時の自分にとって最大限のベストで、そうするしかなかったのです。
起きた出来事を反省したり、見つめ直して、再び過ちは繰り返すまいと心に決めれば、二度と同じ経験を繰り返すことはないのだと言い聞かせ、運気低下しないよう、停滞している時間を長引かせず、適切な選択、決断、行動を積み重ねていくことです。
悪いこと、嫌なことが起きて、運気が下がったように見える出来事に遭遇することもありますが、それは下がったのではなく、上がるための試練でもあります。
出来事に一喜一憂することなく、行動して乗り越えていくことをされれば、運気が落ちることにはなりませんし、逆に運気を上げることにも繋がっていくでしょう。